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《adroad alternate》のPLGaramの作戦本部(?) 燃える物を集めて何事か企んだり、PCの設定を練ったりと、AAでの生活の拠点になる(予定)のblogです。
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プロフィール
HN:
Garam
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1990/06/09
職業:
大学生
趣味:
中世,RTS,チェス,読書,TRPG,なりちゃ,料理,映画
自己紹介:
好き:
・なりちゃ、TPRG(徹夜も辞さぬ!)
・中世ヨーロッパ&トールキン的ファンタジー
・混沌としたものと同時にほのぼのとしたものも好き
・亜人種バンザイ
・甲冑大好き
・戦術的な頭を使うゲーム(戦略は苦手)
・好きなゲームはMount&Blade,Company of heroes
・ロマンがあるのはWWⅡまでだと思っている
・騎士道はロマン

嫌い:
・ヌルゲー、能力インフレゲー
・ファシズム
・辛い物
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忘れないうちにおじいさんのSSのメモをするよ!

思考段階の走り書きメモだよ、チラシの裏だよ!

アドロードの周辺の村々でオークなどの亜人種による組織的な襲撃が多発するようになった。
娘たちはさらわれ、ひどいときには村ごと焼き討ちにされることもある。

冒険者らの情報と村人の訴えに騎士団は数ある行政軍の中で最も早くその腰を上げる。

冒険者と協力し更なる情報を集め、綿密な作戦を練る一方で戦力増強の為に新騎士団員を訓練する。

その訓練の場面から物語りは始まっていく。という感じ!


おじいさんは半地下の自分の部屋。天井のあたりの壁に窓があって、そこからアドロードの通りが見える薄暗い部屋に住んでいる。暖炉の側に一客の揺り椅子。簡素な寝台と机。こげ茶色の木材をふんだんにつかった部屋はどこか年季を感じさせるけれど、同時に寂しげでもある。
唯一部屋を彩るのは朱の花。彼が面倒を見ている新人の女性騎士の女の子が、彼がその花が好きなのを知ってから毎日欠かさず届けてくれるのだ。

その花の朱は、おじいさんの死んだ奥さんの瞳の色によく似ている。
彼は毎日、その花に一言語りかけることを数少ないプライベートの日課…というか下手をすると唯一の日課を楽しみにしている。
それが終わると彼はいつものように背筋を伸ばし、精悍な顔付きで堂々と廊下を歩く。
騎士たるもの、そして指揮官たるもの常に堂々とすることで周囲を鼓舞するのである。
なによりそれが騎士の誇りというものだ。

おはよう、おはよう。すれ違う一人ずつにしっかりとした挨拶をして中庭の訓練所へ。
懸命に励む女の子と、彼女に惚れながらもどこか真剣にやりきれない男の子。

そんな若者達を差別することなく平等に”シゴク”のであった。


やがて事態は急変し、彼は幹部の一人として会議に召集される。
かつての地位を考慮して団長へと薦められ、平団員にと望む彼に“妥協点”として与えられた地位だったが、彼はそれを全うするべく会議中良く団長を補佐した。

結果、騎士団の戦力不足への懸念や上位組織の介入などの不安要素はあったものの。騎士団の本来の存在意義である民の保護のために出撃が決定され、彼は若者達をまとめて一隊を編成することになった。

やがて来る出兵の間近。中央の上位組織が介入。当初の作戦がめちゃくちゃになる。
自信満々に破滅への道を突き進み、身分の低いものたちをあからさまに見下して嫌がらせや作戦妨害をする彼らに、ハイゼは堂々と忠言をする。

しかしその甲斐なく案の定オークの組織的襲撃を受けて上位組織の軍は壊滅、壊走。
騎士団は敵中に孤立し、さらに悪いことに生真面目な女の子の分隊は背中を切りざまれる上位組織の兵の惨状に耐えかねて、彼らを救うべく無茶な突撃をして本隊からはぐれてしまう。

その知らせを分断されて逃げ戻ってきた兵から聞いて愕然とするおじいさん。
しかしピンチはなれたものである、次の瞬間には治療院通い(腰痛的な意味で)を覚悟して久々に軍馬に跨り、盾と槍と長剣を手に少数の兵を率いて彼女たちを探しに突撃を敢行するのである。

一方の少女たち若者らは小高い岩場でオークに捕捉され、分断されて以来、追い詰められるように後退しながら防戦。やがて疲れ果てた者から次々に狩られていく。
一人やられ、二人やられ。そうなると余った敵が残った者に集中し次々と劣勢になっていく。
それでも懸命に仲間を励まして(自分も励まして)戦う少女だったが、ついに3人のオークが彼女に立ちふさがり…。
生け捕りにし、その後の意図に気づいた彼女は自害しようと刀に手を伸ばすもそれもオークに奪われて叶わず、あわやという刹那。

こんな感じ
http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/64454d99e3bda9e28bd9186b42f39e55/1318089080
におじいさんが平素の彼からは想像も付かないような野太い雄たけびを上げ、槍を手に軍馬を突進させてくる。
それは彼がかつて近隣の豪族にその豪胆な武威によって恐れられた姿を髣髴とさせ、腰の痛みなんか全然見せなかったのである。やせ我慢だよ!

そして彼はオークを蹴散らし突き刺して軍馬を止めれば、群がるオークどもを前に彼女に手を差し出して掴む!そして一気に馬の背に引き上げた! あぁ、おじいさんの腰は大破したぞ!

それでも馬のギャロップに悲鳴も上げずに操作して、彼女を無事本営まで送り届けるのであった。

結局この日の戦いでは騎士団は“名誉を保ちつつ撤退”するのがやっとだったらしく、いったん近隣の町まで後退するのだった。


そして負傷者であふれる臨時の詰め所。
そこで若者達が次々に死んでいく。
出発前に怖くなって騎士を辞めたいと零していた青年。
ハイゼはそんな彼を励まして続けさせたのだが、その彼もハイゼの前で死んでいく。

打ちひしがれる彼。
彼は礼を言いに来た少女を前に、若者達を守ること、そしてオークを討つことを内心で誓うのだった。
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