ルシアンくんの過去SSを書きたいと思います。
僕は"ティン”ときた後に、それが定着する確立が恐ろしく低いので、原則今日一日で書ききれる分量にするつもりです。
あと、テーマを決めたいな。今のうちに。書きたいことっていうか…。んー。
まずあれですよね……勇気とはなにか!(ドーン
先頭に立って戦うこと。
それはひとつの手段であって本質ではない。
絶望的な状況でも恐れないこと。
それも多分一部であって、本質ではない。
たぶん勇気って、そういう仰々しいものじゃなくて。
自分が拒絶されたり、傷ついたりすることを恐れずに。相手の為に笑いかけること…なんじゃないかなぁ。
ふむ、ふむ。(カチリ、カチリ。
ルシアンくんは故郷では差別されてつまはじき者。自分に自信がないし、嫌われるのを当然と思っている。
だから、人と接するのが怖い。人と接する=嫌われる=ネガティブな反応をもらうから。
それがまだ大人になってからの差別だったり、ほかの世界を知ってるならよかったのだけど。
彼は生まれてからずっと、父親以外の人間も、同じ集落以外のエルフも知らない狭い世界で生きてきた。
その上、その狭い世界が”自分を嫌う者”ばかりだとしたら。
冷笑や、陰口に耐えたり。暖かいものを期待するのを諦めたり。
期待しないことの裏返しに、というより怖いから敵意を向けたりね。
初めて村を離れて、幼年学校に入るわけだけど。
そのときの彼は、きっと集団から離れて。無表情で。いつも何かを警戒しているだろう。
そんな彼が、友人や大切な人の為に"勇気”を出すまでの経緯。
…よしっ。書いてみようか。
――…BOBを書いてみるつもりが、ずいぶんとさかのぼっちゃったぞ?
うーん、情勢をBOBっぽくしてみようか。
グロース帝国が攻めてきてる、と。
この当時で常設軍を持ってるチート国家とのことだったし、その圧迫やなかなかのものだろう。
国内は戦時一色、税金も馬鹿みたいに上がるし、治安も悪くなる。
ニテンスの前線は後退して、衛星国であるアノンフィルが苦しい防衛戦を行う。って感じかな。
戦争初期、大陸側の例の国境川をグロースが突破。
主に傭兵、騎士、農民兵から成るニテンス軍は精強なグロース正規軍を相手に連敗。
瞬く間に大陸側の最後の拠点、湾口都市アンドゥルンまで後退。包囲を受ける。
数ヶ月に及ぶ包囲戦の末、ニテンス軍はアンドゥルン及び大陸側領土の放棄を決定。
217年(適当)冬、大陸よりニテンス、及びアノンフィル軍の兵は残らず撤退した。
勝利を得たグロース軍は、傷を負ったニテンス軍を完膚なきまで叩こうと本島の攻略を計画。
それを予期するニテンス側は、属国であるアノンフィル国を盾に反攻作戦の時間稼ぎを計画する。
ニテンス海軍とグロース帝国が熾烈な海戦を繰り広げる中。
アノンフィルにも、しばしばグロースの略奪艦隊がニテンスの哨戒艦隊を突破してやってくる。
戦火の足音が着実に近づく中のアノンフィル。
舞台はアノンフィル国の南。首都プラヴェンに程近い沿岸の都市ルーヴァディン。
防衛の主要な拠点となる都市では性急に戦時体制が整えられ、各種工房が生産の煙をあげる中、次期を担う士官、兵の教育も始まっていた。
その中の一つ、ルーヴァディン陸軍幼年学校。
雪振る冬の日。一人の半エルフの少年が、他の新入生と共に校門を潜る所から物語りは始まる。
……どうしよう、ここまでで疲れちゃったぞ?(ぇ
うん、あせらずゆっくりやろう。ちょっとコンビニいって年金納めてきます。
これはちゃんと、少なくとも一つくらいはお話書くんだ。
そう自分自身に言い聞かせつつ。
ちょっと地図書いてみたよ。
勝手に作った暫定Verなので、基本的にはここでのみ適用されます。
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