ざっと紹介を。(以下蛇足が続く)
・舞台は架空近世世界、アルノール国。
・科学の代わりに魔法が発達、風石を動力に、木材と特殊な金属を合わせて作る空中船が飛び交う世界。
・アルノール国は浮遊大陸の上に存在し、風石の産出と加工で世界一のシェアを誇る。空中貿易でも圧倒的地位を持つ強大な空軍国。
・陸軍、空軍の編成で、階級・制度等は17世紀くらいのイギリス軍に順ずる。
・ルシアン君はアルノール国の空軍士官。中世くらいにはエルフ差別は酷かったけれど、戦況悪化で緩和されてから一世紀くらいたつので制度上は問題なく士官になれた。(実際の差別は別。)
・あっと、忘れてた。アルノール国はじめ、人間などの日中生活する種族には天敵がいる。名前のセンスがないのでLOTRから盗用するけれど、オーク種、半オーク種、トロル種などの日の光を倦む種族、総称してモルグルが有史以来人類を脅かしている状況。(違うのは、彼らはより高い知力を持っていること。ただ残忍性は変わらない。)
・アルノールは現実世界のイギリスに位置する浮遊大陸で。他国は大体ヨーロッパに位置する。そしてそのヨーロッパはWW2の欧州諸国よろしくモルグルにフルボッコ。ドイツ第三帝国ならぬモルグルが空を挟んでアルノールを脅かしている。
・なんでそんなに圧倒されてんの? というのは人類側にはまだ火薬の技術がなくて、飛行船の数も魔力を持つ者も圧倒的にモルグル側が多い上にモルグルは火薬と鉄鋼船の技術を持ってる。陸の戦いならともかく、空から鉄の船が爆弾降らせてからエアボーンしてくるのでとても適わないのである。
・アルノールも鉄鋼船はもってないし、火薬もない。ただ魔力を持つ人間を軍に組み込んで組織化。浮遊大陸という好条件と他国の中ではずば抜けた空軍力でなんとか戦線を保っている。
・魔力を持つ人間、なおかつそれを制御できるのは女性だけ。軍人は男っていう伝統があった各国ではそれを組織的に運用できず、個々人を傭兵みたいに雇うのが常だった。それを教会組織を通して育成し、軍に組み込むのを制度化したのが唯一アルノール。
・兵が手を出さないように下士官~。そのあたりはストライクウィッチーズからもらっている。
・モルグルの技術に対抗するためにアルノールは、空船の増強、魔女の組織化、竜騎兵の育成の3本柱で望んでいる。あ、竜騎兵がぬけた。
・竜騎兵、文字通りの竜に乗った騎兵。竜一人に数人の人間が乗る、その人数は竜の大きさ、種類に順ずる。 竜一人に必ず一人のキャプテン(士官)が乗る。竜に革や鎖で作ったハーネスを装着し、弓兵や整備士が同乗する。竜は種類によっては火も吐く。 全体として、人間側の竜は小型で弱く、モルグル側は大型で獰猛。
な、ながっ。
こういうのってやっぱり推敲が大事だよね……、製本するまでに10回くらい推敲するっていうし、書き上げたら次は削る作業を始めようかな。ともあれ本文へゴー…するまえにちょっと休憩orz
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