ここ最近の暑さで体調が急下降、熱発を繰り返しながらレポート書いてます。
かくなる上は新型ジェネレーターと冷却装置を装備してですね……あぁ999に乗りたいよメーテル。
ちょこっと熱さましがてらセッション案を考えてみようと思います。
考えてみるだけです、SSもTRPGも実行に移す体力ががが。
しかし体力がカツカツなのは良いところもあるはず、うまいことエネルギー効率の良いセッションを考えてみよう。
まずやりたいこと、コンセプトの列挙を。
んー、でも意外とパッとでてくるものってないんですよねぇ。
なぜか真っ先に「空」ってのが思い浮かんだんですけど、中世で空……うーん。
飛行船とかロマンですけどね、空中島?んー……。
これは却下かな、空だと基本行動の自由が乗り物単位で制限されてしまうし、島で何かするってなったら別に空じゃなくてもいいし……。
空賊、海賊……海も似たようなものか。とはいえ船セッションは過去あったからなんとかなるかな。
時代観に忠実に作ってみたい気もする。
城、風車、街、村、洞窟、牧場、農場、鉱山……。
地域紛争、魔物、異種族間の争い、交易。
なおかつ単純に、意外とセッションって1工程あたりの時間が半端ないんですよね。
かといってRPする暇もないほど詰め込んじゃ意味が無いし。
大体大きなパーツを3つ、小さなパーツを5つくらいが限度かなぁ。
そして冒険者という職業。あくまでも傭兵じゃなく冒険者、なんですよねぇ。
ガチバトルで解決っていうだけじゃ芸がない、うーん。
世界観、生活の延長と考えるなら……。
冒険者の求めるもの……お金、冒険、名声、力?お金かなやっぱり。
後は領主の補完、つまり困ってる人を助ける意味合いでやる人も居るだろうし、中世職業ギルドの民兵組織に近い意味合いもある気がする。
つまり依頼者は何らかの産業形態に属していて、農業、商業、工業……どれが面白いかな。
いっそ領主で軍事……いや、普通傭兵に頼むか。
……"ティン”とキタ。
中世といえば、まだまだ街道の整備も統治の範囲も狭い時代。
古い街道の枝分かれした山道の先に、町の人も忘れたような寂れた村が点在するような時代だ。
そういう村の生産力が高かろうはずもなく。
生産力もアクセスも悪い村をわざわざ保護する領主もいない。
そもそもなんでそんな村に住む?という話もあるんだろうけど、移住の自由が無かったり、なんらかの理由で迫害された部族が集落を作った場合も少なくないだろう。
当然そういう村は賊の餌食になったり、より大きな可能性として野生動物、オーガやゴブリンなどの魔物の脅威にさらされる可能性が高い。
村人が無力、という考えはこの際捨てるべきかな。
領主の保護が無い状態で「現在まで存在できている」だけの能力があると考えた方が良い。
それでもなお勝てないような相手に攻められて、傭兵じゃ受けてくれないような事情……。
相手の正体がよくわかってない、その捜査もかねるということか。
よしよし、大分形になってきたぞ。
そしてGaramセッションですからね。敵は普通に攻めてくるだけじゃ(GM的に)物足りない。
組織的な戦術を用いて攻めてくる、四方八方から、昼も夜も。
戦術を用いてくる相手なら、当然リーダーユニットを設けて。
このリーダーユニットに進行のキーを持たせて、と。
遠方での依頼を終えて、アドロードへの帰路を辿る冒険者達。
しかし貴方達は道を急ぐ余り主街道を外れてしまう。
足元の石畳が妙に古く、傷んでいる事に気づいた頃には深い森の中だった。
振り返れば来た道は蔦や落ち葉、複雑に絡んだ木の根で判別できず、結局冒険者達は森の中で彷徨うこととなる。
帰りの食料や水もほぼ底をつき、このままでは最悪アドロードにたどり着く前に日干しになってしまうだろう。
ともあれ、このままでも居られない。
重い足を進めようとした刹那、森の奥、進行方向から数日振りに聞く自分達以外の発する物音が聞こえてくる。
だがそれは――戦いの喧騒だ。
視界の先では村が焼かれ、女子供の悲鳴と狼藉を働く武装したオークどもの姿が見えた。
武装した男達がオークらと切り結んでいるが、戦況は芳しくない。
冒険者の姿は両者に認識されておらず、一方的に奇襲をしかけられる状態にある。
職業意識、正義感、晩御飯への欲求……等さまざまな事情から、貴方達は武器、或いは杖を手にオーク達へ向けて駆け出した。
という感じで冒頭は村を襲うオークへの奇襲から始まります。
その後の選択は基本フリーで、最低限の目的は食料を調達し、帰り道を把握すること。
森は深く、地理に詳しい人物の道案内が必要。
なのでぶっちゃけ戦闘で疲弊した村人を剣で脅し食料を調達し、子供を人質にとって道案内をさせる……とかいう外道な方法でもクリアは可能なんですが、そこは……ねぇ。 っ【注:冒険者です】
ゲーム的な目的はリーダーユニット、オークリーダーの捕縛、或いは排除です。
とりあえずGM側としてはあらかじめ人物、拠点等を用意しておき、
後は彼らが目的に従って動きます。
オーク側、村人側、一番動きが大きいのはオーク側ですね。
オークは全員で一気に襲ってくる、ということはしばらくしません。
人間側の戦闘力がそれなりに高いことを承知している彼らは、一気に力攻めをするのを避けて波状攻撃、人間側の疲労を誘ってきます。
数の有利を生かして昼、夜問わず襲撃してきます。
オークの知能レベルとしては指輪物語の設定に準拠、大体ウルクハイリーダー程度、感情的ではありますが人間とほぼ同程度と想定します。
それらを相手に、戦うわけですが。クリアの手段はひとつではありません、
とりあえず一例としては、村長が冒頭で村の防衛支援を依頼してきますのでそれに従ってオークの波状攻撃を撃退しつづければやがてしびれを切らして総攻撃、そこにはリーダーユニットの姿もあるでしょう。
或いは他にも手段は考えられますが、そこは冒険者の皆様にお任せします。
上の手段はあくまで例の一つで、ようは最終的にはオークを無力化し、村長から食料と道案内の提供を受けれれば冒険者側の目的は達成されます。
うーん、GM側として特に念入りにすべき準備は村側から示される情報でしょうかね。
オークの戦力規模、襲撃の周期、リーダーの性格などなど。
理由があってならともかく、GMのミスで情報と行動が食い違うとセッション進行そのものが破綻しかねない…。
登場NPCは少なめに。
かつ敵のHPもかなり控えめに、雑魚敵との戦闘がマンネリすることを避けます。
戦闘そのものには勝てるけど、問題なのは必要な時間に必要な場所で戦闘できるか、ですね。
たとえば事前に襲撃の情報を掴んでいれば先回りして村人を守れるけど、そうでなければ村人が襲われて移動敏捷が間に合わなければやられてしまう、とか。
時間的に考えてオーク分隊は3、4つくらいが限度か。
それぞれに隊長ユニットが1ずついて、自律行動。内容はセッション前にあらかじめ固定しておきますかね。
そうすると時系列が必要になってくるか……。
リアルタイムでセッション進行の予想は難しいので、セッション内の時間で把握するとして。
大体4時節に分けて、村マップは8箇所に分ける。
冒頭の襲撃後に得られる情報――ティンときた。
村人サイドの情報と、
オークサイドの情報を分けてみよう。
村人サイドの情報だけでも行動できなくはないけど、器用ダイス等(腕力も可)で行う尋問でオークに勝てれば、かつオークの階級が高ければ高いほど情報も確度が高くなる。ただ階級の高いオークは達成値高め、と。
じゃあ戦闘の時も殺すか生け捕りか宣言してもらう必要があるか……。
生け捕りを少々達成値を高めにして、と。
マンネリしそうなのでここにイベントをはさんで……ククク(悪い笑い。)
うむ、これなら時間内に収まりそうですし。
Garamの残念な脳内コンピューターでも処理できそうなくらいシンプル!
後は体力と時間さえそろえば。
とりあえずこんなところですかね。
タイトルはどうしようかな……うーん。
「腹ペコ冒険者とオーク達」
「オークは消毒だ!」
「晩飯のために。」
……、駄目すぎる……!(乾いた銃声)
次のGaramはきっと上手くやるでしょう。
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